さわの森家族会
- 滋光 森田
- 5月8日
- 読了時間: 2分
更新日:5月12日
さわの森の家族会が開催されました。実に6年ぶりの開催でした。
思い起こせば2020年の3月に新型コロナウイルスの感染拡大がはじまり、アベノマスクが全世帯に配られ新型コロナウイルスの感染拡大防止に基づく国、地方自治体における非常事態宣言及び不要不急の外出自粛要請、休業要請が発令され茨城県は特定警戒区域に指定され毎日コロナ感染者の報道がされていました。

私自身は法人運営・管理運営の業務執行の職務として新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から関係各所と相談したり場合によっては私の責任で施設運営の決定を下さなければいけませんでした。社会情勢の動向を見極めながら慎重に慎重を重ねて協議する日々が続きました。正解が解らない、答えのない明日にもどかしさとためらいを抱きながら苦渋の決断をすることが多かったように思います。
家族との面会制限など利用者様や家族様は悲しい思いをしました。初期は窓越し面会にはじまり、だんだんアクリル板での対面式になり居室面会になるなど時間をかけて変わっていきました。治療薬は出来ましたがタミフルのような予防薬が無いため感染症分類が5類になっても高齢者施設では基本的な感染対策は必要です。さわの森ではこの5年間で大小問わず11回のクラスターがありました。その都度出来るうる最大限の感染対応をしてきました。医務室が中心となり介護と勉強会を実施してきたので施設として高い水準での感染対応の標準化が出来てきていると自負しています。
そういった経緯があっての6年ぶりの家族会でした。関係各所から施設の取り組みや事故報告や権利擁護などの話もさせていただきました。
その後は「さわの森デパート」を開催し利用者様と家族様がお買い物を楽しんでいました。利用者様は自己選択・自己決定のもと目を輝かせながら思い思いに服を選んでいました。




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